Day by day step

日々成長?の記録

『技術の流出、空洞化』という言葉はいずれなくなるのかもしれない

ふと思いました。
よく中国などの賃金の安い国へ日本企業が進出していく様子を例えて、技術の流出・空洞化という言葉が使われていますが、これだけモノや人や情報が世界規模で飛び交う昨今、いずれそんな言葉もなくなって行くんじゃないかなと思いました。
技術と言うのはエンドレスで進歩しなければいけない宿命にあるのだと思います。
それ故、日本である程度実った技術が海外に流れていくのは自然な流れではないかと。
『日本』『海外』という国境を区切って見ているから流出なのであって、国境を無視すれば、あらゆる交流を通じて、技術が広まっていくことは極々自然なことだと思います。技術の流出だ、空洞化だと騒いでも、この流れは誰にも止められるものでもないでしょう。
かといって、悲観的に捉えることでもないと思います。
そんな時代だからこそ、どうやってこれからの時代を生きていくべきかを、世界規模の視点で考える必要があるんじゃないかなぁと思ったりします。
どんな価値を提供して対価を頂くか?
価値の提供先は、めちゃくちゃローカルな近所かもしれないし、はたまた地球の裏側かもしれない。
時代はボーダーレス。
『技術の流出、空洞化』ではなく『技術の普及』という方が僕にはしっくり来ます。

あとちょっと気がかりなのが日本のガラパゴス化
とりわけ、『日本人の感覚のガラパゴス化
たぶん、もっと世界で何が起こっているのか、何が必要とされているのかを学ばないといけないなぁと思う今日この頃。

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