三十代の暮らしぶり

1980年生まれ 37歳 妻と息子と3人暮らし

ブログ イタリア旅行記3日目 2004.10.1(金) ローマ観光2日目(スペイン広場でミサンガ事件)

写真はこちら。
040928Itarytrip - My Photo life

起床は7:00くらいだっただろうか。
朝食を済ませ、今日のプランを確認。
今日は買い物の日。

ホテルからもらった案内のVia Nazionale。ブランド店が並ぶというコンドッティ通り、コルソ通りを目指す。

コンドッティ通りはスペイン広場に繋がる。映画:ローマの休日のワンシーンで有名(らしい)なこの広場は、買い物ついでに行こうとあえて昨日は残しておいたものだ。

まずは、歩いていけるNazionale通りへ。

ホテルを出て歩みを進める、、、、がっ。

痛い。。。。。スネが痛い。。。。。筋肉痛だ。
ウォーキングでこんな筋肉痛になるとは。。。。まぁ、確かに歩いた距離は相当なものではあるが。

昨日通ったヴェネツィア広場を、昨日歩いた道の反対側から眺めつつ、Nazionale通りを目指す。

この通りも昨日歩いた、コーラ・ディ・リエンツェ通りチックな店の構えだ。
ショッピングを楽しみながらテルミニ駅まで歩く。

お昼にはちょっと早いので、明日のフィレンツェ行きの電車のチケットを買うことにした。

往路は

7:14ローマ・テルミニ発 → 10:51 フィレンツェ・サンタ・マリア・ノベラ着

のディレット(準急)で行くことにした。

新幹線に相当するユーロスターなら1時間半で着くけど、車窓からの風景も楽しみたいと思ったわけで。

切符販売窓口は結構あるけど、表示を見ると当日券専用窓口っぽい。

他の窓口も歩けどどこも何十人と並んでいる。。。

ここは、自動販売機での購入に挑戦してみることとする。
(自動販売機1つあたり2〜3人程度しか並んでいない)

ただし、ガイドブックの予習によると、操作が難しいらしい。

自動販売機での買い方はこんな感じ。

 ■メニューの言語を選ぶ(日本語は無い。英語を選択した)

 ■行き先の駅を選ぶ

 ■電車の時間を選ぶ

 ■今日(オッジ)なのか明日(ドマーニ)なのか、それ以外なのか選ぶ

 ■ユーロスターなどの座席指定が必要な列車の場合席を指定する。

 ■支払い方法を選ぶ

 ■支払う

難しいのは支払い方法を選ぶ手前で、『注文はこれでOKか?』みたいな質問がでるのだが、これ、結局今でもよく分からない。

一度は、ここまで来て1ステップ前に戻ろうと思って"Back"を押したら、一番始めの言語選択まで戻ってしまった。。。

戻りすぎだっちゅーねん。

ここまで数分要したので、ひとまず自動販売機を離れ後ろの人に譲る。
他の販売機の列に並び、2度目のトライ。
今度は支払い選択まで無事進み、現金による支払いを選択することに成功。
『現金を入れろ』っという絵が出ているので分かる。
これは地下鉄の切符販売機とは違うだろうっと願いつつ、札を入れようとするが、、、、、、、この機械、そもそも札を取ろうとすらしない。。。。故障か。。。。ザンネンッ!!
さらに販売機を変えトライ。

もう覚えた。

操作の途中、怪しい女の子が話し掛けてくる。

"Sorry?"(何て言ったの?っていう意味)

と聞き返すと

"Money"(金をくれ)

っと言われたのでシカト。

今度は無事チケットをゲット。苦労しただけに喜びも大きい。
チケットを見ると、ローマ〜フィレンツェ間は326kmあるらしい。
まぁ、長野から東京へ行くようなものか。
東京への日帰り出張には慣れているからそんなノリだ。

無事、切符も購入できたので昼食。

またホテル方面に戻り、ホテルから通り1本西に行ったピッツェリアでパスタとトマトサラダを食べる。
パスタが美味いこともさながら、トマトもプリプリ、新鮮で、オリーブオイルと塩をかけてサクッとたいらげた。

ここで"イル コント ペルファボーレ"(会計してください)っという言葉を身につけた。
本やCDでイタリア語を覚えようとしてもなかなか頭に入らないが、『もう食べ終わって、会計したいんだけど何ていえばいいんだぁ?!』っと悩んだ上で発見した"イル コント ペルファボーレ"なる言葉は、二度と忘れることは無いのである。
おっ、これって新しい学習方法か。。。?
ともあれ、本を片手に"イル コント ペルファボーレ"で店のおじさんは分かってくれた。

午後の旅、再開だ。

テルミニから地下鉄A線でスパーニャで降り、スペイン広場を目指す。
地下鉄出口を出ると、そこはもうスペイン広場。

この旅一番の事件に遭う。

出口を出てすぐ有名なスペイン階段を発見。

『おぉぉ、、、、あった』と思いつつ歩いていると

『ナカータ! ナカムーラ!I love soccer. Where are you from?』
っと陽気な身長180㎝以上はあるジャマイカ系の男が近づいてくる。

イタリアでの旅行において、近づいてくる人間に対して、会話初期段階に拒否する/受け入れるの判定はしていたのだが、この時は何故か受け入れてしまった。
いや、手口が巧みって言うのはまさにこういうことなんだろうね。
普通にその男と会話をしてしまう。

ノリノリな男は、おれはブラジルが好きさぁ。みたいなことを言いながら、ハイタッチ。

今度は小指を出せと言う身振りだ。

何故かその時、指きりげんまん的なおまじないかと思ってしまった(そんなわけない)

男は手に持っていた紐を僕の左手小指にかけ、三つ網を始める。そして、編み終わった紐を手首に巻き始める。

『えっ?これ金取られるだろうなぁ。。。』

っと思いつつ、

"Is it free?"

とヤボな質問をする。(そんなわけない)

手際よく男がミサンガを巻き終えると、いつの間にか正面から1人の男が。
そして、右からサングラスをかけた、イタリア映画マフィア風な男がミサンガ専用と言わんばかりのちっちゃいはさみを手に近寄ってくる。

あっと言う間に3人の男に囲まれた。

『あ〜、、、これヤバイな』っと思う。

とにかく、右側のマフィア風の男が見た目怖そうだった。

だって、正面から来た男の容姿をまったく覚えていない。。。マフィオは、眉毛切る様な小さなはさみで、俺の手首に巻き終わったミサンガの紐の余りを切る。

"Twenty"

マフィオは言った。

"Twenty cent?"(20セント?)

っと、『そんな安いわけないよなぁ』っと思いつつとぼけて聞きなおし、財布の小銭を出そうとする。

"No,No, Twenty euro"

マフィオは札を指差して言う。

チラッっと紐をまいた男を見ると、さっきまでのノリノリな姿は無く、腕組みをしておっかない顔をしている。


■この時の財布事情
 10ユーロ札:4枚
 5ユーロ札:1枚
 日本円:4万円くらい(他の現金はパスポートと一緒にリュックの隠しポケット)
 あと小銭
 クレジットカード:数枚

とりあえず、ミサンガ巻きを断らなかった段階での、自分の非を認め、20ユーロ払った。(よくよく考えれば、そんな必要もなかったんだけど、、、)

"もっと出せ"

っとマフィオは言う。

『だよなぁ、こいつら、あり金全部巻き上げるんだよな。。。でも、それはイヤだ。』

しぶしぶ、さらに20ユーロを渡しながら作戦を立てた。

 作戦①ダッシュで逃げる → 紐まいた男足速そう。。。でも逃げれば追いかけては来ない。。。。といいなぁ。

 作戦②大声を上げる。

このどちらかをやろうと思ってタイミングを伺う。
とりあえず総額40ユーロ払ったところで、マフィオはさらに金を要求。
さすがにもうこれ以上払う気なんぞない。

"No! No!"

を連発しながら、作戦実行だ!っと思ったその時、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、

後ろを歩いていたおじさんが、男達に何か言った。
すると、男たちは途端に去っていった。
まさに救いの神!!!!
ありがとう!おじさん!!!
っと今は感謝の気持ちでいっぱいだが、なんとか命拾いしたその時は、突然降りかかってきた事件で動揺した自分をなだめるのに必死だった。
自分を助けてくれたおじさんに礼すら言わず、とにかく広場の片隅に行き、いまわしいミサンガをほどいて捨てた。
あ〜、やられたなぁ。っと思いつつ、まぁ、生きてるわけだし、被害額も40ユーロだけだったし、、、、、油断したなぁ。。。。と自分を反省した。

旅行会社からスペイン広場前のカフェのジェラード無料券をもらっていたので、ジェラードをゲット。

広場に目をやると、さっきの男たちがまた次なる獲物を狙っていた。
あぁ、常習犯なんだな。。。けど、いつもあんなことやってて、寂しい男どもだなぁと思った。

これって、海外旅行の保険でなんとかならないのかなぁっと思って、持ってた保険の手引きを見てみたが、ザンネンッ。現金の盗難は補償されません。
スペイン広場の階段に座りながら、ジェラードを食べる。
よく見ると、不幸のミサンガを手にウヨウヨしている男が少なくとも2人はいた。
もうスペイン広場に良い思い出はないので、さっさと気を取り直してコンドッティ通りに向かうこととする。

そうして広場を歩いていると、さっきとはまた別の男が

『ナカータ、ナカムーラ』

今度は相手にしない。

それでもしつこい。

なんとか紐を巻こうと近寄ってくる。
あぁ、金をまきあげるにしても大義名分が必要なんだなぁと思う。

"No problem."

ってうるさいので、

"Big problem."

っと紐を指差して言ってやった。そしたら去っていった。

【帰国後、webで調べてみたら、2001年の段階で同様の手口による被害投稿があった。もっと調べておけばなぁ。。。と反省する。】

気を取り直してコンドッティ通りを歩く。

ルイ・ヴィトンプラダ、ブルガリ、グッチ、、、、本当にハイエンドなブランド店が所狭しと並ぶ。。。

俺にはちょっと早いか。。。

どの店も入り口にはスーツ姿の店員が立ち、とてもじゃないけどミサンガ事件に遭った直後に立ち寄れる様な店じゃなかった。。。
コンドッティ通りを抜け、今度はコルソ通りへ。
だけど、どうも買い物する気分になれない。

結局、ポポロ広場まで出て、レパント駅から地下鉄でテルミニに戻る。
だけど、お土産買わなきゃな。。。ここは色々な店舗があるであろう、デパートへ行こう。っと思い立つ。

『ローマ三越』が思い浮かぶ。

あぁ、、、切り札登場です。

品揃えがよく、日本店員がいるローマ三越

ホテルからも歩いて10分。ローマ三越

もっと色々な店を回ろうと思っていたのだけれど、、、、、ここでまだ買っていないお土産の全てを購入しようと決める。

ローマ三越はテルミニ駅から歩いて5分くらい。
初日の朝訪れた共和国広場のすぐ近くだ。
店舗は1階と地下1階。
カバン、靴、アクセサリー、ネクタイ、スカーフ、パスタ、チョコ、携帯ストラップ、小銭入れ。
ありとあらゆるものが、ここローマ三越で揃ってしまうのでございます。
店の雰囲気はもう日本のデパートそのもの。客は日本人しかいない。
イタリア人には入り難いのであろうか。
ツアー客の日本のオバサマ達もゾロゾロ入店。

会計のカウンターでは、旅行客のおじ様/おば様が免税の説明を受けていた。

イタリアでは、免税の手続きをしてくれる店で、その1店舗で155ユーロ(だっけ?)以上の買い物をすると、その時支払った日本の消費税に該当する税金が返還される。

これは

 ■購入店舗で専用書類を作成してもらう。
 ■空港の専用カウンターで申請。
 ■返金

っという手はずを踏む。
、、、、が、そのおじ様/おば様は買ったその場で返金してもらえないのか。っと交渉してる。

無理なんだってば。。。っと店員に代わって言ってやりたかった。

買い物後は、教科書通り、ひったくり対策で車道とは反対側の手で持つ。

ホテル帰還。

こんなところで、へこたれてはいられないので、また外出。

こんどは出発前に調べていたインターネットカフェを探す。
出発前にwebで調べたら2店舗しかなかったのだけれど、実際歩いてみたら、テルミニ駅近辺にはたくさんあった。
hotmailでアカウントを作ってあったので、さっそくメールをチェック。
会社の上司から、担当モデル打ち上げのメールが来ていた。
帰国した翌日だ。。。。。^^;
イタリア旅行して、飲み会。。。。楽しいものだ。
飲み会に出席する返事を出し、あとは家族や友人の携帯にもメール。
イタリアのパソコンなので、当然日本語の入力はできない。
ローマ字で日本語を書いたり、英語で書いたり。。。
ここで、日本のニュースもチェック。

中日が優勝だって。すごいなぁ。。。

軽くネットを済ませて、夕食。
昼パスタを食べたピッツェリアにまた行く。
今日はイヤな事があったので、自分をなぐさめるために、自分にご馳走します。
ビールとパスタをまず注文。
となりの外国人おばさんグループが美味しそうなツナサラダを食べていたのでそれも注文。
ビールおかわり。
さらにピザ注文。

もうお腹いっぱい。

ホテルに戻って就寝。



※この日はミサンガ事件で凹んだため、ほとんど写真撮らず、、、


Day by day step