Day by day step

日々成長?の記録

田植の手伝い 苗の仕入れと日本の農業

先日、奥さんの実家の田植えの手伝いに行ってきました。


田植え機は奥さんのお父さんが運転。
僕が田植え機に補給する稲の苗、肥料を準備して、田植え機が旋回した跡の土壌慣らし。
農協からの苗の運搬を奥さんの伯父さんが担当。




苗は農協から購入しますが、今年は余った苗の返却ができなくなったそうです。その為、農協から買ってきた苗は残らないように全て植えてしまうことがベストとなります。


ある1枚の田に取り掛かろうとした時、軽トラに載っていた苗は24枚。ざっくりの見積もりでは、これから植える田んぼの半分あるか、ないかの量で、農協に苗を獲りに行くことは必至。問題は、何枚持ってくるか?ということです。少なければさらにもう1回農協へ行ってこないといけないし、余れば、返却できないのでその分余計な買い物をしたことになります。


ある程度植えたところで、あと何枚必要かという会議が始まりました。お父さんがとんぼ(土壌をならすT型の道具)を使って、あと何往復植えればよいかを測定、この測定結果に1往復あたりどれくらいの苗を使用するかを加味して、残りの必要数を28枚と算出しました。


その結果を受けて、苗隊の伯父さんが農協へ出発。


田植えを再開したところ、どうも28枚では余りそうだということが判ってきて、お父さんが伯父さんの携帯にTEL。20枚に数量を減らしました。連絡が間に合いました。


伯父さんの出発が少し遅かったため、追加の苗が到着するまでに、元々あった24枚全てを植えてしまい、苗待ち状態で休憩となりました。


20枚の苗が到着して、田植え再開。


その後、さらにもう1回必要そうだということになり、また伯父さんが出動。しかしながら、ギリギリ苗が足りて、再び伯父さんの携帯にTELして、追加購入を止めてもらいました。



  • 反省
    • 最終的には、その田は苗44枚が必要だった。
    • 追加の苗が到着する前に、もとあった24枚の苗全てを植えてしまい、生産が停滞した。
  • 生産の停滞を最小限にするには、追加の苗をもう少し早く取りに出発し、農協に到着してから必要な枚数を確認すれば、良かったかもしれない。
  • 余剰の苗がゼロだったことは素晴らしい!


日本では食料自給率の低下が進む一方、世界では人口が増え続け、食料の需要は高まっていくことが考えられる昨今。『いつか、本格的な農業を自分がやる可能性もゼロではないよなぁ〜』と思いながら、田植えを手伝ったのでした。




ひとまずプランターを使って、ミニトマトと大根で練習です。